獺祭だけが山口の銘酒じゃないぞ!雁木 純米大吟醸 『鶺鴒 ( せきれい )』
雁木 純米大吟醸 『鶺鴒 ( せきれい )』 ( 八百新酒造株式会社,山口県岩国市 )
雁木 ( がんぎ ) に初めて出会ったのは 2015/03/05 日本造血細胞移植学会に参加するため,新神戸に宿泊した時だ。ホテルで食事をするのも味気ないので,新神戸の街をブラブラしていた。たまたま見つけたのが「味加味 ( みかみ )」と言う店。看板の雰囲気にひかれて入ってみることにした。ここは名前も変わっているが店も随分変わっている。美味しいものならなんでも出すってスタイルで、メニューには和食あり、中華あり、イタリアンに創作料理,うどんに蕎麦まである。酒もワインもあれば日本酒も用意されていた。小洒落た居酒屋風だったので,それ程期待せずに頼んだ日本酒の一つが「雁木 純米吟醸 袋搾り 無濾過 生 」。ところがこれがとんでもない。やたら香りが良いし味わいも素晴らしい。それですっかり雁木ファンになってしまった。それまで山口の酒というのは全く知らなかったのだが ( 獺祭すら知らなかった ),旨い酒は日本中にあるんだなぁと甚く感激した。純米吟醸でこの出来なら,純米大吟醸となればどんなもんだろうと思い,銘酒会用の酒として購入したのが純米大吟醸 『鶺鴒 ( せきれい )』だ。雁木の最高位に位置する酒だ。
まずその氏素性。
原料米は麹米・掛米共に山口県産山田錦40% ( 特等 )
精米歩合は 35 %, 山口酵母9H
日本酒度 = +4.0,酸度 = 1.6,アルコール度 16 ~ 17
鶺鴒 ( せきれい )って名前は,優雅な香味で満たされた後に続く一筋の余韻の心地よさを、蔵の前を流れる錦川の水面すれすれをスイっスイっと滑るように飛ぶ鶺鴒(せきれい)になぞらえて付けられた名前なのだそうだ。
山口酵母 9 H の詳細はよくわからないのだが,味加味で飲んだ雁木 純米吟醸 袋搾り 無濾過 生 も山口酵母 9 H であった。どうも酸味が特徴となる酵母のようだ。
~ 飲んだ感想 ~飲み方 ; 冷酒,ワイングラスで食事と共に頂いた。
香りの傾向 ; フルーティな香りだ。葡萄系の香りなんだろうか。しかし凛とした佇まいがあるところが凄い。残り香は少ない印象で,すっと消えていく。この香りの消え方も格好いい。戻り香の方がむしろハッキリわかる感じかな。趣が変かわる印象があるが,凛とした印象は変わらない。
香りの強さ ; ★★★☆
決して弱い香りではないが,派手な香り方はしない。静かな香り方なので全くうるささを感じない。
味わい ; ★★★★
最初の一口ではきれいな酸味を感じる。このきれいな酸味のせいで,とても濃醇なのだがくどさを全く感じることがなく,キメの細かい旨味をじっくり味わえる構成になっているようだ。喉越しもとても気持ち良い。この手の味わいの酒をこんなにドンドン飲んでしまっていいのだろうかと思ってしまう。
食事との相性 ; ★★★★
この日は棒々鶏風のサラダ,茄子の揚げ煮,胡瓜と茄子の糠漬けなどと一緒に味わった。
酒だけ飲むと酸味をかなり感じるが,食事と一緒だとあまり気にならなない。むしろ酸味に隠れていた味がわかりやすくなったりする。ただ若干相性に問題がある肴もある。
総合 ; ★★★★
基本的には単独で味わいたい気分の酒だ。ただ酸味に隠れた旨味を知るために,わずかながら相手が欲しい。
福小町が女性的なら,こちらは男性的。剣を正眼で静かに構える武士を思わせるような酒だ。
雁木 ( がんぎ ) に初めて出会ったのは 2015/03/05 日本造血細胞移植学会に参加するため,新神戸に宿泊した時だ。ホテルで食事をするのも味気ないので,新神戸の街をブラブラしていた。たまたま見つけたのが「味加味 ( みかみ )」と言う店。看板の雰囲気にひかれて入ってみることにした。ここは名前も変わっているが店も随分変わっている。美味しいものならなんでも出すってスタイルで、メニューには和食あり、中華あり、イタリアンに創作料理,うどんに蕎麦まである。酒もワインもあれば日本酒も用意されていた。小洒落た居酒屋風だったので,それ程期待せずに頼んだ日本酒の一つが「雁木 純米吟醸 袋搾り 無濾過 生 」。ところがこれがとんでもない。やたら香りが良いし味わいも素晴らしい。それですっかり雁木ファンになってしまった。それまで山口の酒というのは全く知らなかったのだが ( 獺祭すら知らなかった ),旨い酒は日本中にあるんだなぁと甚く感激した。純米吟醸でこの出来なら,純米大吟醸となればどんなもんだろうと思い,銘酒会用の酒として購入したのが純米大吟醸 『鶺鴒 ( せきれい )』だ。雁木の最高位に位置する酒だ。
まずその氏素性。
原料米は麹米・掛米共に山口県産山田錦40% ( 特等 )
精米歩合は 35 %, 山口酵母9H
日本酒度 = +4.0,酸度 = 1.6,アルコール度 16 ~ 17
鶺鴒 ( せきれい )って名前は,優雅な香味で満たされた後に続く一筋の余韻の心地よさを、蔵の前を流れる錦川の水面すれすれをスイっスイっと滑るように飛ぶ鶺鴒(せきれい)になぞらえて付けられた名前なのだそうだ。
山口酵母 9 H の詳細はよくわからないのだが,味加味で飲んだ雁木 純米吟醸 袋搾り 無濾過 生 も山口酵母 9 H であった。どうも酸味が特徴となる酵母のようだ。
~ 飲んだ感想 ~飲み方 ; 冷酒,ワイングラスで食事と共に頂いた。
香りの傾向 ; フルーティな香りだ。葡萄系の香りなんだろうか。しかし凛とした佇まいがあるところが凄い。残り香は少ない印象で,すっと消えていく。この香りの消え方も格好いい。戻り香の方がむしろハッキリわかる感じかな。趣が変かわる印象があるが,凛とした印象は変わらない。
香りの強さ ; ★★★☆
決して弱い香りではないが,派手な香り方はしない。静かな香り方なので全くうるささを感じない。
味わい ; ★★★★
最初の一口ではきれいな酸味を感じる。このきれいな酸味のせいで,とても濃醇なのだがくどさを全く感じることがなく,キメの細かい旨味をじっくり味わえる構成になっているようだ。喉越しもとても気持ち良い。この手の味わいの酒をこんなにドンドン飲んでしまっていいのだろうかと思ってしまう。
食事との相性 ; ★★★★
この日は棒々鶏風のサラダ,茄子の揚げ煮,胡瓜と茄子の糠漬けなどと一緒に味わった。
酒だけ飲むと酸味をかなり感じるが,食事と一緒だとあまり気にならなない。むしろ酸味に隠れていた味がわかりやすくなったりする。ただ若干相性に問題がある肴もある。
総合 ; ★★★★
基本的には単独で味わいたい気分の酒だ。ただ酸味に隠れた旨味を知るために,わずかながら相手が欲しい。
福小町が女性的なら,こちらは男性的。剣を正眼で静かに構える武士を思わせるような酒だ。
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